建設発生土をセメント原料へ
建設発生土(汚染土壌)のサンプリングを行い、品質管理を徹底
泉工業では建設発生土の処理依頼をいただくと、必ず事前にサンプリングし、性状確認・成分分析を行います。分析は1日で完了し、お待たせすることはありません。サンプリングでOKが出た土壌を受け入れ、改質や篩い分け、鉄片除去などの処理を施し、セメント工場の受入基準をクリアした質の高いものを、各地のセメント工場へ船等で出荷しています。
セメント原料へのリサイクルフロー
1.分析
セメント原料への再資源化のため、微量成分を含め30数元素の測定が可能な蛍光X線分析装置を設置。サンプリングの翌日には分析を完了でき、万全な品質管理体制を備えています。 | ![]() 蛍光X線分析装置 |
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2.受け入れ
市川リサイクルセンターは岸壁に接しているため、船積みが容易で大量の受入れ・処理が可能です。建設発生土及び無機系汚染土のみならず、あらゆる汚染土壌に対応できます。 | ![]() 受け入れ |
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3.土壌の改質
改質により、建設発生土及び汚染土壌を原料代替であるリサイクル原料として安定的かつ安全に再資源化することが可能となります。 | ![]() 土壌の改質 |
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4.異物の除去
磁選機で鉄片を除去し、篩い分けにより、建設発生土・汚染土壌とそれ以外のものにふるい選別します。 | ![]() 篩い分け |
![]() 鉄片除去 |
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5.保管から出荷へ
セメント工場の受入基準をクリアした質の高い改質された建設発生土及び汚染土壌を、各地のセメント工場へ船等で出荷します。 | ![]() 出荷倉庫 |
![]() 船積み設備 |